先生。

勉強会が終わった。

そう転職のための勉強会。

去年の四月からほぼ一年、週一で通った勉強会。

さみしくなる。

ぼくは先生のことが大好きだ。一年というとても短い期間、それも週に一度四時間。本当に一瞬と言っても過言ではない時間しか接していないにも関わらず、大好きだ。尊敬している。迷惑かもしれないが、ぼくは勝手に恩師だと思っている。

今までのぼくの人生、恩師と呼べるような人はいなかった。小中高そして大学専門学校とずっといない。もちろん社会に出てからもずっといなかった。

人生において先生という存在はとても大切だ。

ぼくは今日、本気でそう思った。

何を学ぶかより、誰から学ぶかが大切なのではないだろうか？学ぶ内容を選ぶ事は容易でも、素晴らしい先生と出逢うことは難しい。

そんなことまで考えてしまった。だから、ぼくは幸せなのかもしれない。学びたいことを素晴らしい先生から学べたのだ。これは奇跡だ。

絶対に学んだことを無駄にはしない、絶対に今後の人生に活かしてやると誓った。

そんな一日。素晴らしい一日。心身ともに充実していれば言うことなし。

いつも通り、充実していない状態。早く抜け出すこんな生活から。

世の先生と呼ばれる職業に就いている人間で本当に先生と呼ばれるに相応しい人間は少数だということにも気づいた一日。

裏を返せば少数だがホンモノの先生がいるということにも気づいた一日。

先生、本当にありがとうございました。

ぼくは教わったことを絶対に活かしていきます。